上海で第2回大会を開催 「JMA GENBA Management Conference & Award 2019 in 上海」
GMCA2019 開催報告Report
最優秀事例は、四川一汽丰田汽车有限公司 徐文杰さんに決定
日本能率協会は、2019年10月25日、ケリー ホテル 浦東 上海 (上海浦东嘉里大酒店)(中国・上海)で、「JMA GENBA Management Conference & Award 2019 in 上海」を開催しました。
この催しは、日本製造業の重要生産拠点でもある上海のものづくりの現場力向上と、第一線で活躍する現地の現場リーダーの育成を目的としており、今年で第2回の開催となりました。当日は6月に実施した予選会により選出された6社の現場改善事例発表が行われました。
会場には、上海、無錫、蘇州を中心に中国国内各地の工場現地スタッフやマネジャーなど約240名のものづくり人材が集結! 熱気高まる中、日系企業6社の中国人社員の現地現場リーダーによる発表が行われました。
最優秀事例には、「“心・技・体”(心は愛社精神、技は技能、知識、体は体力、健康です)」についてをテーマに発表した四川一汽丰田汽车有限公司 徐文杰さんに決定しました。
受賞事例は、日本開催「ものづくり総合大会(2020年2月開催)」で発表されます。
開催概要
- 名 称
- GENBA Management Conference & Award 2019 in 上海 (GMCA)
- 開催日
- 2019年10月25日(金)9:30~17:00
- 会 場
- ケリー ホテル 浦東 上海 (上海浦东嘉里大酒店)
- 参加者
- 244名
- 主 催
- 一般社団法人日本能率協会
- 共 催
- 工場網信息科技(上海)有限公司
- 後 援
- 日本貿易振興機構(JETRO)上海事務所
発表会社:計6社
- 1.Nitto Denko(shanghai songjiang)co.Ltd.
(日东电工(上海松江)有限公司) - 2.TIANJIN DENSO ELECTRONICS CO.,LTD.
(天津电装电子有限公司) - 3.KONICAMINOLTA BUSINESS TECHNOLOGIES(WUXI) CO.,LTD.
(柯尼卡美能达商用科技(无锡)有限公司) - 4.SICHUAN FAW TOYOTA MOTOR CO.LTD.
(四川一汽丰田汽车有限公司) - 5.GAC TOYOTA MOTOR CO.,LTD.
(广汽丰田汽车有限公司) - 6.SUMITOMO ELECTRIC PHOTO-ELECTRONICS COMPONENTS(SUZHOU),LTD.
(住友电工(苏州)光电子器件有限公司)
GMCA2019 プログラムProgram
開催日時:2019年10月25日(金)9:30‐17:00
会 場 :ケリー ホテル 浦東 上海 (上海浦东嘉里大酒店)
9:30 ▼ 9:40 |
主催者挨拶 |
---|---|
9:40 ▼ 9:50 |
コーディネータイントロダクション(大会主旨、発表方法について) |
9:50 ▼ 11:50 |
【発表】(発表20分、コーディネータコメント他 10分)/途中休憩あり 事例発表(1)
No Touch安全活動が、我々第一線従業員が自職場に自主的に行った安全活動です。 活動の最初、現状調査の上に、巻込まれ、火傷、転落等34項目リスクを抽出、安全リスクマップを作って改善立案しました。
活動の間に、No Touchの考え方を運用して、職場全員がアイデアを考えて、自分で改善用具を製作、繰返してテスト検証、成功までかなり工夫しました。 事例発表(2)
会社紹介と私の使命
発表主旨
事例 事例発表(3)
複写機生産の慢性画像不良でもっとも多いのが異物要因による白黒スジ不良です。
報告テーマの取り組みでは、18年度、我々生産工場のキーワードである真の連携力と最後まで諦めずにチャレンジ、徹底的に品質に拘り続ける事で本テーマで成果を上げる事ができました。 |
11:50 ▼ 12:50 |
質問票記入/昼食休憩 |
12:50 ▼ 13:20 |
【Q&A】 事例発表者(1)~(3) + コーディネータ |
13:20 ▼ 15:20 |
【発表】(発表20分、コーディネータコメント他 10分)/途中休憩あり 事例発表(4)
私達は下記2つを目指しています
1.どうして“心•技•体”活動を行うか
2.“心•技•体”活動とは
3.活動展開と成果
4.自分が活動で働いた役割 事例発表(5)
加速度的成長が続く中国自動車産業界を生き抜いていくため、バンパー製造工程において、ものづくり構造改革を進めている。 トヨタ生産方式におけるジャスト・イン・タイムの考え方を追求し、必要な物を、必要な時に、一つずつ造る事を目指している。そうすると、設備を止めない、不良を造らない、余分な在庫を持たない製造現場を実現させる必要がある。 現在まだ道半ばではあるが、射出成形から塗装まで、人が介在しない事を中心に改善進め大きく不良低減をした事例。故障を早く、正しく直す工夫。人に余分な動きをさせない組付け工程等の改善を紹介。またこの活動による人の成長とものづくり文化の向上について報告する。 事例発表(6)
住友電工(蘇州)光電子有限公司は情報通信用の光デバイスの量産が主な業務である。
・詳細改善ポイント:
・出来たこと |
15:20 ▼ 15:45 |
質問票記入/休憩 |
15:45 ▼ 16:15 |
【Q&A】 事例発表者(4)~(6) + コーディネータ |
16:15 ▼ 16:20 |
コーディネーターガイダンス(投票について) |
16:20 ▼ 16:40 |
最優秀事例賞 投票/休憩 |
16:40 ▼ 16:50 |
全体統括 |
16:50 ▼ 17:00 |
【表彰】 最優秀賞受賞企業発表 |
※プログラムは諸事情により変更される場合があります。予めご了承ください。
※最優秀賞受賞企業は、日本開催「2020 ものづくり総合大会」にてご発表(ご招待)。