フジテック上海調達センター インタビューその1|GMCA 2019 in 上海に参加したきっかけとは?

井﨑氏 福本様 白様
一般社団法人日本能率協会 事務局の勝田がGMCA2019 in 上海 ご参加のフジテック上海調達センター 総経理・井﨑様、生産技術部部長・福本様、総経理助理・白様にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
フジテック上海調達センターがGMCAに参加したきっかけとは?
勝田
本日はGMCA 2019 in上海の参加者インタビューをいたします。
御社からは10名を超える非常に多くの方に参加いただきました。
まず井﨑さんにお伺いしますが、今回この催しを知ったきっかけについてお聞かせください。
井﨑
当社はものづくりに関して個人の能力アップに注力していることもあり、私は日本にいるときから能率協会さんの研修やイベントには非常に興味を持ち、しばしばホームページをのぞいていました。
勝田
井﨑さんは2019年5月からこちらに着任されたということですが、以前国内にいらっしゃった時から、中国でのこうした我々の活動にご関心を持っていただいていたのは、何故でしょうか。
井﨑
当社はフジテック品質を維持するため日本本社主導で中国を含めたものづくり拠点に、FPS (Fujitec Production System) を展開、社内研修を実施していますが、私は特に現場改善については、社内研修に加え、外部研修も重要と考えています。
日本では現場改善のイベントは盛んに行われている一方で、中国では効果的な社外イベントの機会が少ないと感じていました。
勝田
日本にいるときから重要生産拠点である中国でもっと教育が必要ではないかという危機感があって、研修の機会をずっと探していらっしゃったのですね。
井﨑
そうですね、ずっとアンテナを張っています。
勝田
実際に井﨑さんはこちらに来て、2019年10月に開催した第2回大会にご参加いただきましたが、参加の決め手となったのはどういうポイントだったのでしょうか。
実際に自身を含め社員を参加させようと考えた際に、何も迷いはございませんでしたか。
井﨑
全然迷いはなかったです。
非常に良いチャンスだと思いました。
上海で開催ということで、現地社員とともに参加する大チャンスだと思いました。
勝田
まさにご自身が日本で関心を示されていた機会が訪れた、ということでしょうか。
井﨑
そうです。私がトップダウンで「改善とは、ああだ、こうだ」という話をしても十分に伝わらないのでは、と思っていました。ですから今回は中国人の現場の方の話をライブで体感してもらうことができる貴重なチャンスでしたので、参加を決めました。
勝田
着任されたときの、こちらの拠点の課題感というのは、どういうところにありましたか。
マネジメントや工場運営に関わる当時の課題をお聞かせいただけますか。
井﨑

現場の改善活動に対する取組み方、モチベーションですね。
日本では仕事の中に改善活動が組み込まれているのは当たり前ですが、上海の当工場の場合はそのレベルまで浸透しておらず、過程段階でしたので、そこを加速させる必要がありました。
改善活動というのは特別な活動ではなくて、常日頃の業務の中にあるのだというレベルにまで落とし込みたい、そういう思いがありました。
そこを何とか分かりやすく伝えていくためにも、このようなイベントは有意義だと感じています。

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