フジテック上海調達センター インタビューその2|中国の現場に求められるトップマネジメントとは?
一般社団法人日本能率協会 事務局の勝田がGMCA2019 in 上海 ご参加のフジテック上海調達センター 総経理・井﨑様、生産技術部部長・福本様、総経理助理・白様にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
- 中国の現場に求められるトップマネジメントとは?
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- 勝田
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福本さんと白さんに質問させていただきます。
今のお話で、井﨑さんがこちらに来られて「当たり前のことは当たり前にやる」という活動をやっていこうというときに、お二人はどういうお気持ちで一緒に取り組まれたのでしょうか。
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- 福本
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GMCAへの参加は良い機会を与えてもらったと思って取り組みました。
実際に他の企業でやっている事例を学ぶことによって、当たり前のことが普通にできることの大切さを再確認してもらうことができ、私達の取り組みをさらに進めていくきっかけが得られたと思います。
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- 勝田
- 井﨑さんのようなパワーがある方がGMCAに参加しようとおっしゃるから、そこに心を打たれた面もあったのではないでしょうか。
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- 福本
- やはり強力なリーダーシップを持っている方が先頭を切ってやっていくのは非常に大事ですね。
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- 白
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私もこの大会への参加はとても良いチャンスだったと思います。
また、大会後の自社の現場改善も進んでいると感じています。自分の能力ではまだ足りないところを他社の事例を聞いて自覚してもらうことで、自社での改善活動が促進されます。
同じものづくり企業でも、業種が違うといろいろな課題がありますが、多いに参考にして実践していきたいです。
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- 勝田
- 白さんは元々そういう意識が高い方で、そういった社内に対する課題感や、このままではいけない、変えていかなければならないという使命感があったのですね。
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- 井﨑
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意識の高い現地社員が改善活動を強力に推進できるよう、白さんを現場改善のリーダーに任命し、現場を引っ張ってもらっています。
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